お久しぶりでございます。ハピネス訪問看護ステーションのS.Tでございます。毎度のことながら、S.Tとは私の氏名のイニシャルで、ST(言語聴覚士)ではございません。
前回(12月11日)に初めてブログを書きまして、それから数日、早くブログの続きを書こうと思いながらも、日々の業務をしておりましたら、とうとう年の瀬が近づいてきてしまいました。1年はホントあっという間ですね。特に今年はコロナによって想像もしていなかった1年になってしまいました。「来年こそは良い年に」、と誰もが願っているところではあると思いますが、更に悪くなることも想定して準備しておかなくてはと思っております。
さて、前回のブログの続きです!!
まずはじめに、前回の画像は何かわかりましたでしょうか?何となく見たような風景ですよね。もちろん全く知らない人もいると思います。
はい、知ってる人にとってはとても簡単な、そして世界的に有名な場所です。
「アビーロード」
厳密に言うとアビーロードスタジオ前の横断歩道です。ここはザ・ビートルズの4人がアルバムジャケットを撮影した横断歩道です。アビーロードスタジオでレコーディングしていた4人が、もともとはヒマラヤ山脈でアルバムジャケットを撮影する予定だったけど、面倒なのでスタジオ前で適当に歩いて、その模様を撮影したらしいです。ホントかどうかは知りませんが、そんな話も聞いたことありまして…。
おっと、知らない間にどんどん本題から遠ざかっております!!
アビーロード小話はさておき、前回のブログでギターのコード「F」の壁の話をしました。そして、その壁を乗り越えたヒントとしてアビーロードの画像を張り付けました。
「ザ・ビートルズ」
もはや知らない人はおりません。説明もいらないでしょう。音楽に興味がない人でも知ってます。私が中学生の時の英語の教科書にはジョン・レノンの「イマジン」が、同じく中学生の時、B6サイズくらいの小さい「みんなのうた」みたいな音楽の本には「イエスタディ」(コード譜付)が載ってました。
イギリスのロックバンドやそのメンバーの楽曲が日本の音楽や英語の教材になるってホントすごいことだと今改めて感じます。
「イエスタディ」(コード譜付)
私は中学生当時、家にあったおんぼろのクラシックギターで「イエスタディ」を弾いてみたいと強く思いました。ザ・ブルーハーツやBOOWY等日本のバンドも好きでしたが、あの、ズンジャンジャンジャン、ズンジャンジャンジャン(わかります?)からはじまるイエスタディのAメロは秀逸です。そして持ち方もわからないおんぼろのクラシックギターを膝の上に置き、コードブック(3つ年上の兄の物)を見て挑戦してみました。
「F」
そうです。イエスタディのイントロからAメロのコードは「F]なのです。そして私は何もギターのことを知らないまま、ただイエスタディの秀逸なメロディに魅了され、ひたすら左手で「F]のコードの形ができるよう夢中に練習していました。
わたしはいつの日かイエスタディのAメロがたどたどしくも弾けるようになっていました。
そして、それ以降少しずつギターに夢中になっていったことも覚えています。
それから数年経ってからでしょうか、このギターコード「F]がギターをはじめる人にとって最初の壁となり、その壁を乗り越えられずに挫折している人がたくさんいることを知ったのは。
話は長くなりましたが、私がギターコード「F」の壁を乗り越えられた理由は、
「イエスタディを弾きたいと強く思うことにより、そもそも壁の存在すら感じてなかった」からでした。ただ夢中で練習していただけなのです。
仕事においても趣味においても人間関係においても、人はさまざまな壁にぶつかりますが、壁を感じる時点でほぼその壁を超えることはできないだろう、というのが私の解釈です。客観的に壁を乗り越えた人に見えても、当の本人からすれば壁の存在すらなかった、なんて感じだと思うんですよね。
今、「壁」に立ち向かって困難な状況にいる方は、参考にしてください。
その「壁」の存在がある時点で、あなたの進むべき道そのものが違うのかもしれません。
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